3大都市圏の派遣時給、11月は平均1588円 – ディップ調査に見る最新動向

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求人情報サイトを運営するディップ株式会社が2024年12月18日に発表した調査によると、2024年11月の3大都市圏における派遣求人の平均時給は1588円となりました。前年同月比ではわずかに増加したものの、前月比では減少しています。このニュースを基に、詳細なデータと背景、今後の見通しについて分析していきます。

11月の派遣時給概要

ディップが運営する求人情報サイト「はたらこねっと」に掲載されたデータ(一般派遣と紹介予定派遣)を基に集計された今回の調査。求人件数は約19万3000件で、前年比では大幅増ですが、前月比では減少しています。

平均時給

全職種の平均時給は1588円

  • 前年同月比:3円増
  • 前月比:7円減

エリア別時給

エリア平均時給前年同月比前月比
関東1674円2円増変動なし
東海1433円31円増19円減
関西1466円19円減24円減

職種別時給

職種平均時給前年同月比前月比
IT・エンジニア系2313円54円減20円増
工場・軽作業・物流・土木系1385円32円増11円増
販売・営業・飲食・サービス系1528円29円増6円増

分析と考察

今回の調査で注目すべき点は、職種によって時給の動向が異なっていることです。「工場・軽作業・物流・土木系」と「販売・営業・飲食・サービス系」では時給が過去最高を更新している一方、「IT・エンジニア系」では前年同月比で減少しています。これは、各業界の需要と供給のバランスが変化していることを示唆していると考えられます。

特に「工場・軽作業・物流・土木系」は人手不足が深刻化しており、時給上昇の要因となっていると考えられます。また、「販売・営業・飲食・サービス系」は、経済活動の回復に伴い需要が増加していることが影響している可能性があります。

一方、「IT・エンジニア系」は高水準ながらも減少傾向が見られます。これは、一時的な要因なのか、長期的なトレンドなのか、今後の動向を注視する必要があります。

今後の見通し

今後の派遣時給は、各業界の景気動向や人手不足の状況、働き方改革などの影響を受けて変動していくことが予想されます。特に、人手不足が深刻な業界では、時給の上昇傾向が続く可能性が高いでしょう。

出典:ディップ株式会社 ニュースリリース(2024年12月18日発表)

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